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3つの事実を知っておくだけでメンタルが強くなる

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生きていれば必ず、楽しいときや辛いときが波のように山あり谷ありといった具合に訪れます。人生を楽しく生きるためには精神的に辛いときに、それを乗り越えていく屈強なメンタルが必要になります。そしてメンタルが弱い、強くなりたいと思っている皆さまに3つの事実を知っておくだけで、メンタルが強くなるという仏教の教えを紹介いたします。

目次

大したことないと知っている

1つ目の事実は「大したことないと知っている」です。結論はどんな辛いことが自分の身に降りかかろうとも、死ぬわけではないということです。視野を広く持ち比較する対象を広げることで自分の現状の苦しみよりも、もっと苦しんでいる人がいうということを知るということです。

100年ほど前の日露戦争時に、ロシアの陣地を日本軍が攻める際に、機関銃が雨あられと弾丸が降り注ぐ中、上官の命令で必ず死ぬと分かっていても理不尽にも突撃させられる時代もありました。逆らえば敵前逃亡で銃殺刑なので選択肢はありません。それに比べれば職場でウザイ上司から叱られる、友達から仲間外れにされるなどは取るに足らない出来事だということです。

続かないと知っている

2つ目の事実「続かないと知っている」の結論は、メンタルが沈んでいるとき、腹が立ったとき、悲しいときや辛いときというのは永遠に続くわけではありません。心の傷も、けがなどの身体的な傷と同様、時間が経てば癒えるということです。

失恋の傷も、殺してやりたいと憎んだ相手も10年の月日が経てば、その当時の思いのまま引きずる人はそういないと思います。それどころか思い出すことさえない人が多いはずです。「沈んで屈するな、浮かんでおごるな」という言葉があるように、楽しいこともつらいことも続かないということを知っておくだけで心が軽くなるものです。

一つひとつすればいいと知っている

3つ目の事実「一つひとつすればいいと知っている」の結論は、逆境にあってできることから対処するということです。様々な苦しい出来事が同時に一度に訪れた際に、1つや2つなら何とか対処できたとしても3つ、4つが重なったらも誰でも心が折れてしまいます。そんな時にいっぺんに対処しようとせずに、一つひとつできることから対処すれば良いのです。

幕末の剣豪に千葉周作という方がいました。剣の天才の千葉周作でも剣の心得のある3人に同時に斬りこまれたら勝てないと言っています。仮に、そのような状況下になったら剣の心得としてもう逃げるしかない、ひたすら逃げて最初に追ってきた一人をバッサリと斬るそうです。そしてまた逃げる、次に追ってきた人をバッサリと斬る。これの繰り返しで次第に相手は怖くなり逃げていき難を逃れたという話があります。人生もこれと同じで、辛かったら逃げても良いのです。そして小さくてもいいので出来ることから対処していけば、いつかは幾多にも重なった壁をも乗り越えていけるはずです。

ほかの記事でも人生を楽しく生きるコツを配信しておりますので、よかったら併せて読んでみてください。

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