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キングダムから学ぶ『人生の闘い方』

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歴史とは、昔の偉人たちの考え方を通して自分の人生に役立つ知識を得るもの
戦乱の世の『兵法』とは、いわば自分の国が滅ぼさせないため、生死に関わる戦略(目的・方向性)と戦術(闘い方)が詰まった戦のためのバイブル(重要な書物)ともいえます。
戦ではなく自分の人生に置き換えても、その戦略や戦術はともて役に立つものばかりです。

自分の人生において、ビジネスや恋愛などで成果を勝ち取るために、「戦略=目的を明確にする」「戦術=目的を達成するための手段を考える」ことが重要だということです。

目次

戦略の重要性

戦略とはいわばゴール(目的)を決めるということです。目的がないということは、どこに向かって走っていけばわからない状態と同じことです。つまり目的がなければ手段(闘い方)も決められないのです。キングダムの主人公の信(しん)には『天下の大将軍』になるという目的があります。その目的を達成するための手段が、戦に出て敵の大将首を獲り、でっかい武功を挙げ続けるということです。

キングダムの信はあっという間に、百人将、千人将、将軍と目的に向かって成長していきます。そんな姿を見て、目的が重要ということを理解していれば、誰もが『生きる目的』を考えるものです。歴史に名を残している偉人たちでも、その生涯に『生きる目的』を見いだせなかった者はたくさん存在します。ただ自分の人生を彩りのある楽しいものにするために、年次ごとに新しい目標を持ち、行動(チャレンジ)し続け、成長していければ自信に溢れた『新しい自分』に生まれ変われるのではないでしょうか。

桓騎将軍の戦術(闘い方)

桓騎将軍戦術は作中のセリフでもありますが、「敵の嫌がることをする」です。
スポーツ、ビジネス、SNSどの分野においても必ずライバルが存在します。
そのライバル達との競争に打ち勝っていくために、この戦い方はとても有効と言えます。
有名な兵法家で『負けないための兵法』と称される『孫氏』の教えにもこうあります。

・戦わずして勝つ
・強気者の弱点が分かるまで戦わない
・強気者の弱点が分かれば、これを集中して攻める

キングダム単行本41~45巻において、趙国との黒洋丘(こくようきゅう)の戦では、桓騎将軍は総大将となり激闘を繰り広げております。この戦は秦国側、桓騎将軍が軍の損害を想定以下に収める大勝利で幕を下ろしております。
戦を大勝利に収めた最大のポイントは2点

①敵の弱点が分かるまで戦わず、待ちの達人である敵総大将『慶舎』を先に動かしたこと
②紀彗(きすい)の弱点を集中して攻め、中央丘をいとも簡単に陥落させる

王翦将軍の戦術(闘い方)

王翦将軍はキングダムの作中では絶対に勝つ戦しかしない武将です。
そして、突出した先読みの力、非常に高い戦術眼を持ち、知略を用いて戦う武将。
キングダムに出てくる優秀な武将の多くは『孫氏』の説く兵法を戦術に用いております。

・彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず
・負け戦はしない

孫子の兵法の基本を端的に語ると「負け戦はしないに尽きる」敵と味方の兵力を冷静に見極め、勝てるときにしか戦わない。それどころか、戦わずして勝つにはどうするかを考えるという。
また、孫氏の有名な格言で「彼を知り、己を知れば、百戦殆からず」があります。
敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものです。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくものです。

①廉頗率いる魏軍との闘いでは、廉頗と対峙した際、「私は絶対に勝つ戦以外興味は無い」と口にし退却した
②絶対の落とせない城、鄴(ぎょう)を兵糧攻めで陥落させる。

キングダムの作中に出てくる、魅力的な武将たちは孫氏の兵法に出てくる、戦略や戦術を用いて闘う武将が多く存在します。
自分の人生においても、その考え方を持っておくと様々な場面で、何かの役に立つのではないでしょうか。

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